気になる首のシワ・・・直接的な原因は主に5つ

女性の首

 

首はある意味、顔以上に年齢が現れやすい部位です。テレビなどで年齢の割に若々しい女優やタレントでも、首を見ると「あ、やっぱり年相応だな・・・」と思った経験はありませんか?

 

(※)雑誌や広告ははいくらでも修正できるのであてになりません。

 

首は顔に続いて体の中で皮膚が薄いパーツです。皮膚が薄い部分というのは、外からの刺激をダイレクトに受けてしまいます。

 

また、曲げたり伸ばしたり、重い頭を支えたりと、首は常に動きの多い部分でもあります。

 

寝ている姿勢から起き上がるときは、腹筋とともに首の筋肉も伸縮し、首の皮膚は鎖骨の方向にグイッと強く引っ張られています。

 

それでいて、顔ほどお肌のケアに気を遣っていないことも多いので首のシワはできやすくなります。

 

以下は、首のシワの直接的な原因となる5つの要素です。首のシワが気になる方は、多くの項目があてはまるのではないでしょうか。

 

マーキング用白背景
首のシワの原因
  1. 肌トラブル(アトピーや乾燥肌・敏感肌など)
  2. 生まれつき(遺伝的なもの)
  3. 加齢によるコラーゲン減少など
  4. 紫外線(の反射)による影響
  5. 睡眠時の悪い姿勢(枕の高さなど)

 

首のシワの原因「肌トラブル(アトピーや乾燥肌・敏感肌など)」

お肌の乾燥や炎症はシワができやすい原因になります。

 

首周りは汗をかきやすいので、普通肌の人でもあせもなどのトラブルを起こしやすい部分ですが、アトピーや乾燥肌・敏感肌の人は特に乾燥や炎症が起きやすくなっています。

 

首の皮膚は非常に薄いので乾燥しやすくなっていますが、汗をかいてそれが蒸発するとお肌に必要な水分まで奪われていき、乾燥に拍車がかかってしまうのです。

 

乾燥そのものもシワの原因ですが、乾燥した状態のお肌は古い角質で覆われて代謝も低下していくので肌細胞の老化も早まります。

 

敏感肌だと自分の汗だけでもヒリヒリと痒みが出てしまうことがありますが、そこにタートルネックの生地やセーターの毛など衣類の刺激や首回りの髪の毛の刺激から、痒みや赤みといった炎症を起こしてしまうこともしばしばあります。

 

慢性的に炎症を起こしているお肌では、お肌のバリア機能が落ちています。お肌のバリアが弱いということは、肌内部に水分をキープしておくことができない状態になっているということです。

 

さらに、ムズムズと掻きむしってしまうと、肌表面にある角質も古くなる前に強制的に剥がされてしまい、未熟な肌細胞が表面に現れます。

 

未熟な細胞はまだお肌を守る能力が十分育っていないので、ますます炎症と乾燥を繰り返してしまうという悪循環に陥ります。

 

乾燥シワは最初は小さなものですが、増えてくると小さなシワ同士が連結し、やがて太いシワとなってしまうことがあります。

 

顔と同じように首も入念な保湿ケアが必要です。コットンを使用して化粧水パックを行うのもシワ予防に効果的。

 

アトピーや敏感肌の方は医師に相談しながら低刺激のローションなどで様子を見ながら行うと良いですね。

 

首のシワの原因「生まれつき(遺伝的なもの)」

首のシワには遺伝的な要因も影響しているって意外ですよね。一言で言うと、生まれつきの骨格がシワに影響する場合があります。

 

首の骨の構造は、積み木のように短い骨(頚椎)が積み重なって首筋のラインを作っています。首の後ろから背骨を触るとゴリゴリした突起がありませんか?

 

頚椎の中には大きな神経が通っているので、棘がいくつも出ているような形になっています。

 

痩せている人の首筋を見るとわかりやすいように、首はこの頚椎に皮膚が張り付くような感じで構成されています。平らな壁にシワなく壁紙を張るのは簡単ですが、デコボコしている壁に壁紙を張るとどうしてもシワが寄ってしまいますよね。

 

頚椎の凹凸が激しいタイプであったり、大きいタイプだと首にもシワができやすくなります。

 

また、生まれつきの骨格によって猫背になりやすかったり、反対に反りやすかったりなど首のカーブにも個性があるので、生まれながらに首にシワが寄りやすい姿勢になってしまうことがあります。

 

首のシワの原因「加齢によるコラーゲン減少など」

皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下組織、筋肉の4層になっています。真皮の層にコラーゲンやエラスチンが存在してお肌の弾力を作り出しています。

 

らせん状のコラーゲン繊維のネットを、エラスチン繊維のロープで結んで補強していて、ベッドのスプリングと留め具のような役割をしています。

 

何も美容的ケアを取り入れていない場合、40代以降ではコラーゲンやエラスチンを新しく生成する機能が衰えてしまい、その量も減少していく一方となってしまいます。

 

弾力がなくなり、ふっくら感がなくなったお肌ではシワが刻まれやすくなります。

 

また、首以外の体の部分には靭帯があり、貝柱のような筋が骨から筋肉、そして皮下組織までの層を固定しています。首には靭帯がないので、コラーゲンとエラスチンの力だけでお肌を支えています。

 

コラーゲンやエラスチンが減ったり弱くなったりすると、脂肪などを支えきれなくなってしまい、一気に重力のままにたるんできます。

 

このたるみがやがて形状記憶された深いシワとなってしまうのです。

 

首のシワの原因「紫外線(の反射)による影響」

首元の日焼け対策も顔と同じく万全ですか?

 

首には顎や髪の毛で陰ができるような気がするのですが、実際は太陽から降り注ぐ紫外線と、アスファルトから反射する紫外線のダブル攻撃を受けやすい場所なのです。

 

紫外線を浴びるとお肌では活性酸素が産生され、その活性酸素が細胞を酸化します。これによって弾力の元となるコラーゲン繊維が壊されてしまい、シワやたるみといったお肌の老化が進みます。

 

地上に降り注ぐ紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。紫外線によるお肌の老化で特に注意したいのがUVAです。

 

UVAは窓ガラスも通過して真皮まで届きます。真夏や晴れの日だけでなく、冬の季節や曇りの日もUVAは降り注がれているので1年を通して紫外線対策は必須です。

 

首は顔よりも皮膚が薄い部分なので、このUVAも真皮に届きやすくダメージも大きくなります。

 

首は汗をよくかく部分なので、日焼け止めはアレルギーを起こしやすい紫外線吸収剤フリーのものが安心です。日焼け止めを塗るときに、首の柔らかい皮膚を引っ張ってしまうとコラーゲン繊維を壊してしまい、シワの原因になってしまいます。

 

クリームなどのこっくり濃厚テクスチャーのものより、伸びの良いジェルタイプやスプレータイプで優しく塗ってあげましょう。

 

汗をたくさんかいたら小まめに塗り直し。徹底的に紫外線からガードしましょう。

 

首のシワの原因「睡眠時の悪い姿勢(枕の高さなど)」

平均的な睡眠時間で考えれば、一日の1/4〜1/3くらいは人間は寝転んでほぼ同じ体勢をとっていることになりますよね。

 

睡眠時に首にシワが寄るような姿勢でいるというのは、皮膚がシワになるようにしっかり固定して長時間放置していることと同じなのです。

 

シワが定着しても不思議ではないですよね…。朝起きた時に特に首にシワがくっきりついている人は睡眠時の姿勢や枕を見直してみましょう。

 

睡眠時に首にシワが寄ってしまう大きな原因に枕の高さがあります。

 

立っている時の姿勢と同じく頭・首・肩にかけて自然なカーブになるのが理想ですが、枕が高すぎると顎を引いた状態になり、首にシワが寄ります。

 

柔らかすぎる枕を使用していると、頭や首が枕に沈み、やはり顎を引いた状態を作ってしまいます。

 

朝起きた時に、首の痛みや違和感、肩こりなどを感じている方は要注意です。枕の高さや硬さが自分のカーブに合っていない可能性があります。

 

首にシワが寄らない自然なカーブを作るには、マットレスと首のカーブの空間を埋めるような枕を選ぶことが大切です。

 

寝る姿勢にも仰向け、横向き、うつ伏せとさまざまなタイプがありますよね。横向きで小動物のようにうずくまって寝る姿勢は首にシワが寄りやすいので工夫が必要です。

 

横向きで寝る人のための枕もありますが、うずくまるタイプの人は寝ているうちにどんどん背中が丸くなり、朝起きると枕に頭が乗っていないことがあります。

 

そこでL字型の抱き枕がおすすめ。横向きに枕に抱きまくりながら、頭も乗せることができ、首を自然なカーブで保つことができます。

 

まとめ

首は皮膚が薄いだけでなく、引っ張られたり拗じられたりとシワができやすい場所。

 

特に、乾燥肌、紫外線、コラーゲン減少、睡眠時の姿勢、遺伝的要素が首のシワの5大原因です。

 

加齢などある程度仕方がない原因はあるにしても、こうしたシワにつながる直接的要素にできるだけ配慮することで、シワの発生は抑えることが可能に。

 

いきなりの大きな効果は望めませんが、毎日コツコツと正しい努力を続けることでシワのない若々しい首元をつくることができます。