乾燥してるのにベタベタ・・・アンバランスな肌は冬も?

冬で寒そうにする女性

 

冬は寒くて乾燥する季節ですね!手荒れや頬のカサカサが始まると本格的な冬の訪れを感じてしまいますよね。

 

ひどい時にはお肌が粉を吹いてしまうことも。ドラッグストアでもこってり系のスキンケアクリームを一斉に並べていますよね。

 

乾燥しているのは私だけではないはず。冬に肌が乾燥するのは自然なこと。では、なぜ乾燥するのでしょうか?

 

この記事では、そもそもの乾燥の原因とお肌の潤いの関係をはじめ、冬なのになぜかベタつくゾーンのケアなどについて解説していきますね。

 

 

冬の乾燥がお肌に与える影響

寒い冬

 

冬の乾燥の原因は、冬の気候の特徴である乾燥した大気です。乾燥した空気がお肌に触れると、水分はお肌から空気の方へ移動していきます。

 

自然の摂理として、水分は均等になろうとする性質があるので、水分がたくさんある方から少ない方へと移動していきます。

 

肌表面の角質層では水分を保持してバリアの働きをしていますが、乾燥が進むと角質層が薄くなり、角質細胞が縮んでめくれていきます。

 

これが「カサカサしている」時の状態です。角質細胞同士の繋がりが崩れてくるので、お肌のバリアが弱くなります。

 

角質の間にはセラミドという水分を保持する物質があるのですが、崩れたバリアの隙間からセラミドも流れていくので、ますます潤いをキープすることができなくなり、乾燥が進みます。

 

乾燥するとお肌がチクチクしたり痒くなるのは、乾燥してお肌のバリアが弱くなり、刺激に弱くなってしまうからなんです。

 

冬でもしっとりキメの整ったお肌でいたいですよね。同じメイクでも化粧ノリが良いかどうかで違いは歴然。30代はケア次第で若々しさに個人差が出てくる大事な時期です。

 

顔に乾燥する部分とベタつく部分ができる理由は

Tゾーンを見せる女性

 

頬や口周りはカサつくのに、Tゾーンはベタつく…、このように顔のパーツごとに乾燥肌とオイリー肌に分かれている状態を混合肌と呼んでいます。

 

Tゾーンに皮脂が出やすく頬などは出にくいのは自然なことなのですが、それがもっと極端になった状態です。

 

同じ混合肌の人でも、皮脂腺の少ない部分である頬の状態は本来の肌質やスキンケアによって違います。以前は脂性肌だけケアすれば良かったから単純明快だったなぁ、なんて思いますよね。

 

混合肌の症状を進行させるもの

若い頃に脂性肌で、20代半ばからTゾーン以外に乾燥を感じる場合は、年齢に合った保湿ケアができていないことが混合肌の進行に繋がっていると考えられます。以前は脂性肌だったことから、今まで皮脂を落とすケアを中心にされていたのではないでしょうか。

 

20代半ばから30代にかけて、細胞の老化やホルモンバランスからお肌の水分と油分のバランスが変化し、お肌の保湿因子が減少し始める年代なので、徐々に乾燥しやすい肌質になります。

 

脂性肌に合わせて、皮脂を落としたりさっぱりした使い心地の化粧品を使用し続けていると、知らない間に始まっていた肌質の変化に対応できず、乾燥を促進させます。

 

皮脂腺の多いTゾーンでは、皮脂によって乾燥を防ごうと、さらに多くの皮脂を分泌するようになってますますテカテカに、その他の皮脂腺の少ない部分はカサカサが進行してパーツごとに差が出てしまうのです。

 

また、元々は混合肌でなかった場合、生活環境が原因になっていることもあります。

 

ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れることになります。

 

エストロゲンはお肌をしっとりさせる作用があり、プロゲステロンは皮脂の分泌を活発にさせる作用があり、しっとり安定したお肌にはこの2つの女性ホルモンのバランスが取れていることが必須です。

 

一見遠い関係のようですが、混合肌の人は生理不順の悩みも同時に抱えていることも多いのです。

 

冬の肌の乾燥は空気以外にも原因が

肌に悩む女性

 

冬のお肌の乾燥は空気だけではないんです!敵はまだ近くにいますよ。

 

冬は洗顔後もすぐにつっぱってゴワゴワしますよね。実は洗顔する時のお湯の温度もポイントなんです。寒いからと言って熱めのお湯で洗顔していませんか?

 

化粧品メーカーの研究で、25℃、36℃、42℃のお湯で洗顔し、洗顔後の水分蒸発量と汚れの落ち方を比較したデータがあります。

 

結果は、お湯の温度が高いほど洗顔後の水分蒸発量は多く、お湯の温度が低いほど汚れは落ちにくい結果となりました。

 

36℃と42℃では最初は同じように水分が蒸発していくのですが、10分後には36℃の水分の蒸発が落ち着くのに対して、42℃ではずっと蒸発し続けていきます。

 

汚れも適度に落とせて、水分の蒸発も抑えられるバランスの良い温度は36℃という結論になりました。体温と同じ位のぬるま湯が良いということですね!

 

シャワーを浴びながら一緒に洗顔もしている場合は注意です。シャワーのお湯は大体40℃前後になっているので、お風呂上りに体を拭いている間にも顔の薄い皮膚からは水分が逃げ続けています。

 

冬のクレンジングや洗顔は「汚れを落とす」ことよりも「潤いを残す」ことを意識すると良いでしょう。

 

洗いながらも潤いをキープできるような保湿成分や美容成分入りのクレンジング剤や洗顔料を使うと、洗顔後のつっぱり感が少なくなります。

 

クレンジング剤は、クリームタイプやジェルタイプなどの洗浄力の優しいもので、ダブル洗顔がいらないものもおすすめです。

 

そして、洗顔後には間を置かずにすぐ化粧水で水分補給して、保湿クリームなど油分でフタをするように潤いを閉じ込めてあげてください。

 

特別なケアを増やしたり、高価な化粧品を買わなくても、日常の洗顔を少し気を付けるだけで1か月後、3か月後のお肌は全く違ってきますよ。

 

混合気味の肌をケアするのに最も大切なことは

パーツごとに肌質が違って何をしたらいいのか迷うところですが、最も大切なことは保湿ケアです。

 

ベタつく部分もカサつく部分も、基本的には水分不足で乾燥が進んでいるために、お肌のバリア機能が弱っている状態です。保湿をしてお肌のバリア機能を正常にすれば、顔全体の水分バランスが整うのでパーツごとの肌質の差が縮まります。

 

部分ごとに違うケアをしなくちゃダメなの?と面倒に思う必要はありません。スキンケアを考える時に混乱し始めたら、とにかく「保湿!保湿!」と唱えてくださいね。

 

洗顔後のスキンケアですが、皮脂の出やすいTゾーンも必ず保湿化粧品を塗ってあげてくださいね。皮脂が出やすい部分も含めて最後に油分でフタをすることも大切です。

 

濃厚なクリームやオイルを塗るとTゾーンがベタついてくるので、保湿成分を含むけれど軽い使い心地のクリームや伸びの良いオイルを使用してみましょう。

 

どうしてもテカテカになって嫌な感じがする場合は、最初は夜だけやってみてくださいね。

 

そして、皮脂を取り過ぎないことも大切です。いつもあぶら取り紙を使っている場合は、それだと取り過ぎてしまうので、ティッシュで軽く押さえるか、清潔な指でトントンと馴染ませる程度にします。

 

洗顔時も体温と同じ位のぬるま湯で、擦らず優しく洗ってあげましょう。

 

水分と皮脂のバランスには自律神経と女性ホルモンが大きく影響していることをお話しましたね。

 

食事も、脂質の多いものは控えめにし、大豆製品でイソフラボンを取り入れてみると良いですよ。イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするので、お肌を全体的にしっとり整えてくれます。

 

特に、化粧水の選び方が混合肌・乾燥肌の改善の明暗を分ける

ベタついたりカサついたり不安定なお肌の基本は保湿でしたよね。お肌に合ったケアを選べば改善することも可能です。

 

反対に言えば、いくら良い化粧品でも自分に合っていないケアを続ければ悪化させてしまうこともあるので、スキンケアは選びは重要です。

 

スキンケア化粧品の中でも、混合肌の場合は化粧水がキーポイントになってきます。

 

化粧水売り場では大体「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」の2種類に分かれて売られていますよね。混合肌のケアの基本を思い出してください。「保湿」でしたよね!混合肌には「しっとりタイプ」が適しています。

 

しっとりタイプの化粧水に含まれるおすすめの保湿成分として、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、グリセリン、プロテオグリカンなどがあります。

 

これらの成分はお肌に水分を与えるとともに、潤いをキープする力もあります。お肌のハリや弾力の素として知られているコラーゲンやエラスチンは、水分を抱え込んで保湿する作用もあるんですよ。

 

注意したいのが、しっとりタイプの化粧水中でも「ねっとり粘液系」または「ゼリーのようなぷるぷる系」の使用感になっているものです。

 

これは皮脂の多い部分ではぬるっと滑ったり、吸収が悪く残ってしまうので、混合肌には適していません。

 

このような化粧水は使用感をしっとりにしただけで、保湿成分を含んで保湿ができることとはまた別のことです。料理で言うところの、味や栄養には関係ないけど片栗粉でとろみを付けたようなものだとイメージしてください。

 

使用感は水のようにサラサラだけれど、保湿成分をしっかり含んでいるものが混合肌には正解です。

 

また、保湿ケアとともに、30代からはエイジングケアもプラスすることで加齢による乾燥の進行を抑えることができます。中でもおすすめの成分はビタミンC誘導体です。

 

お肌の老化とは、お肌の酸化、サビができていくために、細胞の機能や新陳代謝がどんどん低下していくことです。ビタミンC誘導体には抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果があると言われています。

 

ビタミンC誘導体は美肌に必要な成分の生成を促す作用があり、潤いをキープしてくれるセラミドの合成も促進するので、お肌のバリア機能が整います。

 

混合肌にとって嬉しいポイントとして、ビタミンC誘導体には過剰な皮脂を抑えてくれる働きもあるんです!保湿、アンチエイジング、皮脂のケア、待っていたものを全部やってくれる優等生ですね。

 

この冬は保湿を念入りにして、春にはしっとり輝くお肌を目ざしていきましょう。