40代の目のたるみはなぜ?2つの原因と有効な解決法とは

40代の女性

 

 

目の下のたるみの原因@「目の皮膚(真皮)の老化」

目の下のたるみの原因のひとつに、目の皮膚の老化があります。そろそろ40代、今まで一緒に歩んできたお肌の細胞も同じく年齢を重ねているんですよね。

 

お肌と一口に言っても、表面から表皮、真皮、皮下組織、筋肉と層になっています。

 

真皮の層には、バネのようなコラーゲン線維と、それをサポートするエラスチン線維が存在し、ハリや弾力のもとになっています。コラーゲンとエラスチンの網目状線維でお肌の骨格を作り、そこに水分や脂肪で肉付けし、表皮でコーティングしているようなイメージです。

 

このコラーゲンとエラスチンが加齢によって減少したり、質が低下してバネのしなやかさがなくなってしまうと、若い頃の水滴を弾き飛ばすようなハリが失われ、お肌全体の重みを支えられずにたるんでしまいます。

 

コラーゲンとエラスチンの網目状線維の隙間は、ヒアルロン酸と呼ばれる潤いのもとが埋めています。加齢によってこのヒアルロン酸も同じく減少するので、真皮の厚みが減少します。

 

少し前までは目の下にある何かを「これが流行りの涙袋?寝不足?」なんて認めていなかったけれど、定着しつつあるこれは「目元のたるみ」ではないかしら…、なんてドキリとする瞬間がありますよね。

 

目の周りは特に皮膚が薄いので、このような変化が目に見える形で現れやすく、初期の段階では目元が窪み、だんだんと重力に負けてたるみとなっていきます。

 

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸。たるみのないお肌に必要なこの3つの成分はどれも線維芽細胞から作られていて、真皮に存在しています。線維芽細胞が老化することによって、その機能が低下していきます。

 

線維芽細胞はコラーゲンの生成をしますが、古くなったコラーゲンの分解もしていて、今お肌にあるコラーゲンが全て新しく入れ替わるには2年から6年かかると言われています。

 

この入れ替わる期間は年齢が高いほど、長くなる傾向があります。

 

線維芽細胞も老化をすると反応が鈍くなるので、コラーゲン生成や分解の合図が出てもなかなか重い腰が上がらなくなってしまい、サイクルは遅れていきます。

 

スーパーの仕入れと売れ行きを想像してみてください。活気のあるスーパーではどんどん商品が売れるので、毎日仕入れも盛んですね。店内には新鮮な商品が並んで、従業員も生き生き働いています。

 

ですが、その逆だと、店内の商品に動きがないので、鮮度の低い商品が並び、従業員の士気も下がりますよね。

 

老化したお肌のコラーゲンもこの状況と同じで、生成も分解も滞ることで古いコラーゲンが溜まっていきます。

 

劣化したコラーゲンは線維芽細胞の働きをさらに鈍くさせる働きがあり、ますますコラーゲンの生成が低下するという悪循環になります。

 

目の下のたるみの原因A「眼球を支える靭帯の緩み」

目の下がぷっくり膨らんで影ができ、たるみとなっている状態は、眼球を支える靭帯の緩みが大きな原因です。

 

同じような靭帯の緩みが原因のたるみとして女性のバストがあります。こちらはクーパー靭帯というバストを支える靭帯が緩んだり傷んだりすることで乳房が下に垂れていきます。

 

若い頃は、「なんで年齢を重ねた人は目の下が膨らんでいるんだろう。」と他人事のように漠然と思っていたのに!30代半ばくらいから現れて、むくみかと思って放置していたらだんだん引っ込まなくなり…

 

と、ただのむくみではないぷっくりが目の下のたるみになっているんですよね。この目の下のぷっくりは、眼窩脂肪と呼ばれる脂肪組織が押し出されたものです。

 

ガイコツの目の部分は大きく窪んでいますね。その窪みに、眼球と、眼球の周りを包むように眼窩脂肪が収まっています。

 

この眼窩脂肪は眼球のクッションの役割をしていますが、眼球の下には靭帯があって、通常はこの靭帯が眼球を支えているので眼窩脂肪にどっぷり沈まないようになっています。

 

やはり主原因は加齢

加齢とともにこの靭帯が緩んでしまうと、支える力が弱くなって、眼球が下へ沈んでいきます。すると、クッションであった眼窩脂肪が押しつぶされて、前面に飛び出すようになり、目の下のたるみとして現れます。

 

涙袋より一段下にぷっくりしたたるみが出現するのが特徴です。

 

眼窩脂肪によるたるみのできやすさは、遺伝的な骨格や脂肪の多さも関係していますが、加齢によって頬の脂肪やハリが少なくなることも影響しています。

 

頬の脂肪が少ない場合、押し出された眼窩脂肪と頬の堺目が段差のようになって影を作り出すので、茶色がかったたるみに見えやすくなります。

 

更年期障害も目のたるみに悪影響をおよぼす

更年期障害で女性ホルモンであるエストロゲンが減少している状態も目のたるみに影響しているんです!

 

更年期障害とは、女性ホルモンの分泌が低下することによって起きる様々な症状のことを言います。

 

個人差はありますが、日本人女性の閉経年齢は平均50歳で、この閉経年齢プラスマイナス5歳の期間(45歳から55歳あたり)を更年期と呼びます。

 

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少が更年期障害の大きな原因です。

 

脳から卵胞刺激ホルモンと呼ばれる「脳から卵巣への成長を促す指示書」が飛ぶと、卵巣の中にある「卵胞」という卵子を含む部屋が成長を始め、十分に育ったところで卵子が飛び出し、「排卵」が起こります。

 

この時、卵胞から分泌されるエストロゲンが卵胞の成長を助けます。

 

加齢が進むと、脳から卵巣への指示書をいくら飛ばしても、卵巣の機能が衰えてしまったためにエストロゲンが分泌できなくなります。

 

脳には指示書が溜まり、エストロゲンは不足しているという状態に体が混乱して体調不良を起こし、更年期障害と呼ばれる症状が出てしまいます。

 

美肌に欠かせないエストロゲン

エストロゲンは美肌ホルモンと呼ばれることもあるように、卵胞への働き以外にも、みずみずしくハリのあるお肌を生み出す効果もあります。月経が終わるとお肌の調子が良いのは、月経後から排卵にかけてエストロゲンが増えるからです。

 

エストロゲンには線維芽細胞を活性化させて、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進させる働きがあります。

 

なので、エストロゲンの減少するということは、ハリや潤いの成分の減少にも繋がって、たるみを引き起こします。目元は皮膚の薄い部分なので、その影響を早く反映します。

 

「まだアラフォーの領域なのに更年期障害の話は早くない!?」と思うかもしれませんが、更年期障害は早い人では30代から始まります。

 

閉経にはまだ遠くても、仕事のストレスや無理なダイエット、偏った食生活、睡眠不足などでホルモンバランスが崩れた状態が続くと、徐々に卵巣の機能が低下し、早期の更年期障害が現れます。

 

そういえば無月経や月経不順が続いているな…という場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

 

コラーゲンやヒアルロン酸は、加齢とともにどれくらい減少する?

コラーゲンは20歳から25歳をピークに減少が始まります。ゆるやかに減少していき約40歳で半分から60%になります。40歳前後を皮切りに急激に減少し、60歳では約30%となります。

 

コラーゲンの相棒であるエラスチンは、20代後半にピークを迎えると、そこから急降下していき、40歳では30%以下になると言われています。

 

そして、潤いの元となるヒアルロン酸は、なかなか忍耐強く、40代後半までは20代と同じ量を保つのですが、そこから減少が始まって60歳には約半分になります。

 

ということは、30代に入って「なんだかハリがなくなってきたかも…」という感覚はエラスチンの減少の始まりで、40代前後から「たるみができてる!」という感覚はコラーゲンの減少の始まり、40代後半で「シワが深くなってる!!」というのは最後の砦であったヒアルロン酸の減少が始まるからなのです。

 

仕事での責任も増え、プライベートでも忙しい30代を駆け抜け、ふと鏡を見てドキッとするのは、こういった美肌成分の減少が40代前後で急に始まるからなんですね。

 

よく25歳前後はお肌の曲がり角といわれますが、さしずめ40代はお肌の急な下り坂だといえるのです。

 

フェイシャルエステは目の下のたるみにとても有効な理由は

仕事でも家庭でも「私が中心になって頑張らなくちゃ」というシーンが増える30代、40代。

 

慌ただしい日々では、化粧を落として化粧水・乳液をパパッとつけてベッドで眠れれば合格点、になってしまうこともありますよね。

 

それでも美容のことも気になって色々調べてはみたけれど、どれも結局は「日々のお手入れが大事」とまとめられていて…。

 

それは分かっているけど、手っ取り早く、高い効果がほしい!そんな時には、エステティシャンの専門的なケアの導入です。

 

目の下のたるみに効果の高い施術には、フェイシャルマッサージ、ラジオ波、エレクトロポレーションなどがあります。

 

エステティシャンによるフェイスマッサージは目元のたるみにも効果があります。

 

特に眼窩脂肪が飛び出しているタイプのたるみにはおすすめです。目の周りを囲むように存在している眼輪筋が引き締まっていれば、押し出された眼窩脂肪を抑える効果が期待できます。

 

また、頬がグッと引きあがっていれば、眼窩脂肪のぷっくりとの境目が目立たなくなります。

 

顔の筋肉も老化とともに緩んでたるんだり、凝り固まって代謝が落ちていきます。顔にはたくさんのツボがあり、耳の周り、首、デコルテにはリンパ節が集まっています。

 

ツボやリンパの集中する部分を刺激して老廃物が流れやすい状態にした後、顔の筋肉を丁寧にほぐすことで顔のコリが解消され、顔全体がリフトアップされていきます。癒しの効果も高いので、自分へのご褒美にも…。

 

集中的なケアにおすすめしたいのは、ラジオ波による施術です。切らないたるみ治療とも呼ばれ、エステマシンとしては「プロリフトRF」が有名です。

 

ラジオ波が作り出す摩擦熱によって、今あるコラーゲンを収縮させることでお肌をリフトアップし、さらにコラーゲンを増殖させる効果も期待できます。

 

プロリフトRFはフェイシャルエステのシーズ・ラボにありますが、実際に体験してきて効果を確認しています。

 

 

高い即効性と持続性があるのに、痛みなどお肌への負担は少ないというのが素晴らしいですよね。

 

そして、「足りない成分は入れればいいんじゃない?」というシンプルな疑問に答えてくれるエレクトロポレーションも目元のたるみ改善に高い効果が期待できます。

 

エレクトロポレーションはイオン導入のように有効成分をお肌の深層まで浸透させる施術です。

 

イオン導入と一体何が違うのかというと、イオン導入は電気の反発力で有効成分を表面から押し込むようなイメージで、エレクトロポレーションは電気の力でお肌に非常に小さな穴を開けて有効成分を入れます。

 

イオン導入ではイオン化できる(反発力が持てる)成分に限定されていて、表皮内部へ到達させるものでしたが、エレクトロポレーションでは成分の限定がなくイオン化できないコラーゲンやヒアルロン酸の導入もでき、真皮深層まで届けることができます。

 

穴を開けるというと恐い感じがしますが、細胞単位の大きさで肉眼には見えない穴なので、痛みはなく、目元にも安全な施術です。

 

セルフで使える美顔器も目の下のたるみに有効

エステもしたいし、ホームケアも本格的に行ってたるみを集中ケアしたい!という方は自宅で使える美顔器を使ってみましょう!

 

先ほどご紹介したエレクトロポレーションがお家でもできちゃいます。

 

例えば、「セルビオ」はエレクトロポレーションに特化した美顔器はエステ用に開発されたものが自宅でも使える使用になっています。

 

多少価格が高くなっても多機能な美顔器が欲しいという方には「ミス・アリーヴォ・ゴースト」。エレクトロポレーション以外に、筋肉を鍛えるEMS、血行促進効果のある高周波、そしてLEDを使った光エステが行える充実した機能の美顔器です!

 

このような美顔器は2万円から10万円以上するものまで様々ですが、一般的には機能の多さで価格が決まってきます。

 

ホームケアで目の下のたるみをケアするなら、エレクトロポレーションの機能を中心に、余裕があればEMSやLEDの機能があるものを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

年齢を重ねると目立つ目の下のたるみですが、大きな原因として「目の皮膚の老化」「眼球を支える靭帯の緩み」があります。

 

また内的な要因として更年期障害による美肌ホルモンの乱れも関わってきます。

 

誰でも加齢によって体内のコラーゲンやヒアルロン酸が減少していくので、ある程度は避けることができません。

 

顔に集中的なケアをできるフェイシャルエステや自宅で気軽にトライできる美顔器なら、加齢によるたるみを遅らせたり改善することも可能です。

 

さまざまな機器やコースがあるので、自分の症状にあったものを選ぶことが大切ですね。